わたしは子どもが2人いるのですが、産後2回とも「産後うつ」になりました。とっても苦しかったのですが、2回目は早めの対処で乗り越えました。本記事では、わたしが産後うつになってどうだったか、どう乗り越えたかを紹介します。
どんな症状だった?
はじめに、わたしがどんな状態だったかというと……
赤ちゃん(次女)が2ヶ月を過ぎたごろ、「ずーん」となんとも言えない不安感に襲われました。時間帯は朝の寝起き。長女を保育園に送り出したり、家事をしたりタスクは山積みなのに「つらくて何もできない」と思ってきて、急に涙が出てきました。
なんとか長女を保育園に送り出せたのですが、その後も急に涙が出てきて……1人目で産後うつを経験しているので「これは産後うつかも」と思って、どうしようどうしようと対処法をネットで検索しました。
やったこと
結構辛い状況だったのですが、「早く対処しないと」という気持ちが勝ち、即行動しました。この行動力が良かったと思います。
①自治体の相談所へ電話
まずは自治体の相談所へ電話しました。自治体によってさまざまだと思うのですが、わたしの住んでいるところは「健康支援センター」というところに電話すると、地域ごとに担当の保健師さんに相談できます。
ここに電話して正解でした◎お話しするだけですが、(平日だったら)即対応してくれるのでその日に気分が落ち着きます。
電話に出てくれた方に泣きながら「辛くてどうすればいいか分からなくて……」とお話ししました。そこで気持ちが少し楽になったのと、その後に担当の保健師さんからすぐに折り返しがきて、「今が1番辛い時期だから大丈夫」「頑張った疲れが出てきたのかもね」とお話しいただいて、一気に落ち着きました。
育児を楽にするために利用した方が良いサービスを紹介してくれたり、他のママも病院に行っているから、心配だったら行ってみてもいいかもねといったアドバイスをもらったり、とても丁寧にやさしく声をかけてもらいました。
②ベビーシッターを利用
保健師さんにおすすめされた自治体のサービスのベビーシッターサービスを、実際に使ってみました。
自治体の補助で安く利用できました。シッターだけでなく、家事もしてくれてとっても助かりました。特に精神的な負担になっていた「料理」をしてもらって、気持ちが楽になりました。
③産後デイケアを利用
もう1つ、保健師さんにおすすめされたサービス「産後デイケア」を利用してみました。これはわたしにはちょっと微妙でした。
産後デイケアとは、助産院などに日帰りで滞在し、赤ちゃんの面倒を見てもらってゆっくり休んだり、助産師さんに子育てのアドバイスをもらったりすることができるサービスです。
わたしは10時〜15時ぐらいまで利用したのですが、赤ちゃんが結構泣いてしまって気になってしまって、昼寝もあまりできず休息できなかったんです。あとは助産師さんとの相性もあまり良くなくて……疲れるし、家の家事は全くできないしで、もう利用しないなと思いました。
④心療内科を受診
病院に行くか迷ったのですが、予約を取らないと受診できないこともあり、一旦数日後に予約をしてみました。この判断が正解でした。
抗うつ薬の場合、薬を飲んでも効果が出るのに時間がかかるので、早めの受診が良いです。心療内科に行くことや薬を飲むことに抵抗がある方も多いかもしれませんが、わたしは通院して本当に良かったと思います。
病院に行って治療を受けたおかげで、ぐっと楽になった
病院の先生によると、産後うつは一気に悪化するから早めの対処がいいとのことでした。悪化が早い分、回復も早いんですって。
わたしが飲んでいる薬は、効果が出るのに2〜3週間かかるものでした。なので効果が出るまでは結構きつかったです。夫に説明をしっかりしたので、その期間支えてもらいなんとか毎日暮らしていた記憶です。
薬が効いてくると、なにもないのに「なんて幸せなんだろう」と思うぐらい気分が良かったです(笑)。ちょっと波はありながらも、薬の効果が絶大でした。
病院や薬については、別の記事でまとめています。ぜひこちらもご覧ください!
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