「無痛分娩って、本当に痛くないの？」初めて無痛分娩を考える方にとって、1番気になるポイントですよね。わたしは2人の子どもを無痛分娩で出産しましたが、結論から言うとわたしの場合ほとんど痛みを感じませんでした！今回はその体験を元に、無痛分娩の魅力とリアルについてお話しします。
無痛分娩とは？
無痛分娩は、麻酔を使用して出産時の痛みを大幅に軽減する方法です。日本全体ではまだ自然分娩のほうが主流のようですが、東京都内では無痛分娩を選ぶ人の方が多いイメージです。
私が経験したのは「硬膜外鎮痛法」という方法です。硬膜外鎮痛法とは、背骨付近にある硬膜外腔という部位に細い管を挿入し、管を介して麻酔薬を注入する方法。無痛分娩といえばこの方法が一般的なのかなと思います。
また、無痛分娩の方法として、自然な陣痛を待って必要なタイミングで麻酔を入れる方法と、あらかじめ出産日を計画して人工的に陣痛を起こして出産する計画分娩という方法があります。
私の体験：1人目の無痛分娩（順天堂大学・御茶ノ水）
初めての出産は、御茶ノ水にある順天堂大学で行いました。順天堂は、自然な陣痛を待ってから麻酔を入れる方法。出産のタイミングは赤ちゃんのタイミングで決まるので、より自然分娩に近いイメージです。
また、順天堂は24時間麻酔科医の方が対応してくれるので、夜中や早朝に陣痛が来ても安心して無痛の処置を受けることができます。
わたしの場合は、夜中3時ぐらいに陣痛の間隔が狭くなってきて病院に電話すると来てくださいとのことでした。それから陣痛タクシーに乗って病院へ。「うー」と声が出てしまうぐらい痛かったのですが、麻酔をすぐ入れてくださいと伝えて処置してもらうと、嘘みたいに痛みが無くなりました（麻酔科医の方が神様かと思いましたw）
そのあとも痛かった記憶はなく、無事出産ができました。
私の体験：2人目の無痛分娩（スワンレディースクリニック・王子）
2人目の出産は、王子にあるスワンレディースクリニックで行いました。こちらは順天堂と違って計画分娩。2人目の出産だと、1人目の面倒で夫などの家族との調整が必要なので、計画分娩は便利でした。
最初から麻酔を入れるので、順天堂のときと違って、最初も陣痛の痛みを感じずずっと穏やか。順天堂のときもだったと思うんですが（記憶が……）、途中痛くなってきたら麻酔を追加してもらいました。
いざいきむときは、2人目だからかかなりスムーズ。ちょっと力を入れるだけで、するっと生まれました（逆に強くいきまないでと言われました）。
2人目で夫が初めて出産に立ち会ったのですが、あっさりした出産に面食らってましたw
無痛分娩を選んで良かった理由
痛みがないので、出産への怖さが軽減されました。2人目のときは出産が楽しみになるぐらいです。
もちろん、人によって麻酔の効き方や感じ方は異なるので、「絶対に痛くない」と断言することはできません。ただ、わたしの体験では「全く痛くないお産」が可能であり、そのおかげで出産に対する不安や恐怖が一切なくなりました。
まとめ
無痛分娩を選択することは、決して「甘え」や「楽をしている」ことではありません。むしろ、痛みを和らげることで、赤ちゃんを迎える準備に心を注げる素晴らしい方法だと私は感じました。
ただ、病院によりますが、費用はちょっと高いです。でも大変な出産を快適なものにするコストはかけるべきだなというのがわたしの考えです。
「無痛分娩ってどうなんだろう？」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。この記事を読んで、少しでも安心して出産に臨めるよう願っています！
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