産後うつで心療内科へ。病院の選び方やかかる費用、通院期間などを全て公開！

わたしは2人目の育児で産後うつになり、心療内科へ通院しています。本記事では、診察や薬のことなど自身の体験を細かく紹介していきます。病院を受診しようか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです！

病院選びの方法

わたしは気持ちがつらくなって「やばいかも」と思った瞬間から、すぐ病院探しを始めました。わたしがしたことはこの3つ。

赤ちゃんの育児をしながらなので、できるだけ近い病院がいいなと思い探し始めました。また、変な病院にあたったら嫌だなと思ったので、最低限口コミのチェックはしました。

地域の保健師さんに聞いてみるのもおすすめです。わたしは健康支援センターの保健師さんに育児の辛さを相談していたので、その保健師さんに病院について聞いてみました。

「どこが良い・悪いは分からないけれど、どこどこに通っているお母さんがいましたよ。カウンセリングもできるみたいよ〜。」と教えていただき、なんとなく安心感があってその病院にわたしも通うことにしました。

まだ「なんとなく辛い」ぐらいの状態だったので、辛いときにだけ飲める薬をお守り的にもらっておこうと、軽い気持ちで心療内科に行きました。当日予約は難しかったので、数日後の日程をWebで予約。

しかし実際に診察を受けると、薬を継続的に（少なくとも3ヶ月以上）飲みながら症状を軽くしていく方法を提案されました。

産後うつは進行が早く入院する人も多いとのこと。その分治るのも早いんですって。

わたしの通っている病院の先生曰く、ベースで抗うつ薬を使って、必要に応じて抗不安薬を使っていくのが良いということでした。

受診した際はそんなにつらくなかったので薬を飲むことに抵抗がありつつ、1人目での産後うつの経験と産後うつは進行が早いという先生の言葉から、継続治療を受けることを決めました。

抗うつ薬を飲み始めてちょうど2週間後から気持ちがスッと楽になりました。ある日の朝から急に良くなって効果を感じました。

実は受診した直後から急速に産後うつが悪化して、結構辛い状態だったんです。早めに受診して薬を飲み始めて良かったなと心から思いました。

病院ではカウンセリングも別料金で実施ができました。

初診で先生に聞いたところ、夫婦関係が悪いなどうつの原因がはっきりしている人は受けた方が良いけれど、産後のホルモンバランスの崩れが原因だったら受ける必要はないかもと言われました。

ただ、薬を飲んでいてもつらさがあったら、カウンセリングも検討してみてくださいねと言われました。

お金はこのくらいかかりました。

初診〜2回目〜3回目は、薬を試す期間なので1週間おきに通っていましたが、それ以降は2週間〜1ヶ月おきの通院でOKでした。

東京都は「自立支援医療（精神通院医療）」というものがあり、医療費が1割負担になります（ただし、所得制限あり）。最初に住まいの地域の担当窓口に診断書とともに紙の申請をする手間はありますが、ある程度継続的に通院することを考えると、早めに申請するのがおすすめです。

わたしの場合は病院にチラシが貼ってあって、先生に相談したらすぐ診断書を作成してくれました。詳細は東京都のHPをご確認ください。

通院は2年弱にわたり、先日無事終了しました！思っていたより長引きました。1人目の出産のときも産後うつになったのですが、そのときは半年で完治しました。症状や病院によっても、違うかもしれません。

もし産後うつに悩んでいるのであれば、誰かに相談してみてください。そして病院に通うことは1つの方法です。抵抗がある人もいるかもしれませんが大丈夫！いろんな選択肢を比べて、より良い方法を見つけてくださいね。